ドラマや映画では語られない探偵の苦労


艱難辛苦の探偵業

探偵というと、一般の人が思い浮かべるのはドラマや映画に出て来る特殊なお仕事で、普通に生活している分には関わりがないだけに、どこか現実味が感じにくい職業に思われたりしがちです。

しかし、このお仕事は想像以上に人間臭く、またドラマや映画の登場人物のようにお気楽な稼業というわけでもなさそうです。

実際ちょっと想像してみても、見ず知らずの男女の浮気現場を押えることが、それほど容易なこととは思えません。戦前であれば貫通罪という法律で罰することも出来た浮気も、現在は離婚の引き金になることはあっても、それ自体が犯罪というわけではありませんから、当然警察に頼んでも張り込みはしてもらえません。そこで依頼主の求めに応じて登場するのが探偵ということになります。

探偵は雨の日も風の日も、灼熱の日も酷寒の日も、昼夜分かたず浮気の決定的証拠を集めるために、逢瀬の場に張り込んだりするのです。しかも相手は人間ですから、こちらの思い通りには動いてくれませんし、二人揃って出て来てくれるとも限らないのです。

こんなことを何日も、場合によっては何週間もするのが探偵なのです。

寝不足の目を擦りながら、いつ出て来るかも分からないカップルを写真に収める作業が如何に大変なものか、想像力を働かせますと、探偵が撮影した一枚の写真にも、被写体である浮気カップルの行状以上に秘められた人間ドラマが感じられたりします。





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